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障害がある人も普通にくらしていける場を

[未来ショップ:004]  喫茶なちゅ

 1999年に開店した、障害のある人も働ける喫茶店、「なちゅ」をご紹介します。
 半田市にある喫茶「なちゅ」は、元々市の保育園だった施設をNPO法人「ふわり」が障害のある人も働ける場として改造し、平成11年にオープンしました。市の中心部からは少し外れていますが、ゆったりした時間が流れ、なつかしい風景が広がる住宅地のなかにあって、木をふんだんに使った明るい雰囲気のお店で、誰でも気軽に立ち寄れそうです。
 隣接する養鶏場で平飼いされた鶏の元気な卵を使ったメニューも「びっくりするほどおいしい」という評判を聞き、今回は幅広い「ふわり」の活動の中から喫茶「なちゅ」を選んで取材に伺いました。

 「なちゅ」は広い道路から坂を少し上がった小高い丘にありますが、案内板が立っているので迷いません。同じ敷地内では公民館活動の一環である炭焼きを楽しみながら談笑するお年寄りの姿もありました。「なちゅ」の店内では時々地域の自主グループの集会や教室が開かれたりもします。もちろん普通の喫茶店としてコーヒーやランチ目当てで通う常連さんもいます。平日の夕方になると、地域の子どもたちが小銭を握って「なちゅ」にやって来ます。店内には駄菓子コーナーがあるからです。駄菓子コーナーをまかされているのは、重度の知的障害があるスタッフですが、子どもたちは平気で接するし、大騒ぎになったりもして、「こら! 悪さするんでないぞ!」と炭焼きのお年寄りたちからお目玉をもらったりすることもあるそうです。
 「『なちゅ』がこの町に来てくれたお陰でお年寄りも子どもたちも元気になった、そんなふうに地域の人たちに喜んでもらえるようになったことが嬉しい」とNPO法人「ふわり」理事長の戸枝陽基さんは話してくださいました。
「ぼくは、大学を出てから半田市の職員として福祉の現場で働いて来ました。でも年々疑問がふくらんで、7年でやめました。社会と関わらない施設の中だけの狭いサービスではなく、どんな障害があっても自分の生まれ育った地域の中で普通に暮らしていけるためのきめ細かいサービスを提供したい。そんな願いをこめて1999年に『ふわり』を法人化しました」
 戸枝さんのお話にはいくつもの重要なメッセージがあり、ぜひまた別の機会に『ふわり』の活動内容を詳しくご紹介したいと思います。ちなみにランチでいただいた「なちゅライス」は絶品の美味しさ。お店で働く方たちの笑顔も素敵でした。 (H. Naoko)

名鉄「南成岩」駅からタクシーで5分
詳しくは、喫茶なちゅのホームページへ→ こちら

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