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古民家再生に集結する市民の力

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春日井市の市民活動オフィス「あっとわん」が、お引っ越ししました。子育て支援活動を中心に、市民活動の情報発信基地として2年半、ショッピングセンター内で「市民活動センター ウェルカム横丁」を管理運営して来ましたが、ショッピングセンター建て換えに伴って、「あっとわん」の拠点も移すことになりました。

実は移転の話が出る前から、この古民家の情報は「あっとわん」に入っていたそうです。春日井市大留町にある大正時代からの大きな古民家を、大家さんに見せてもらった時、自分達の事業である市民活動や子育て支援のために再利用できないかと頭をよぎりました。その家は元々は有名な呉服屋さんとして繁盛していたのですが、時代の推移により店も移ってしまいます。一時は寮として利用されていましたが、もう20年以上も使われていなかったということです。敷地面積が広いだけに、その荒廃ぶりも凄まじく、自分たちの力で再生できるか自信がなかったそうです。
しかし移転を現実的に検討しなければならない時期になり、「あっとわん」代表の河野さんと治郎丸さんは心を決めました。実際にその古民家の中に入ってみて、その柱、梁、欄間などに使われている建築素材の素晴らしさと昔の大工さんの技と知恵の結晶に感動し、家にほれこんでしまったからかもしれません。
「とにかくこれだけの家を放置したままいつか解体されてしまうのは耐えられない」。なんとか市民の力で再生して、そこを「あっとわん」の新オフィスにするとともに、様々な市民活動を支援していく情報センターとして活用していこうと夢を紡ぐことにしました。そのための第一歩として、河野さんと治郎丸さんは昨年12月からまずは二人で家の大掃除を始めました。古民家再生といってもまず、大量にあるゴミを廃棄処分をしないことには手がつけられない状態だったそう。しかし女性二人の手に負えるような量ではなく、そこへ現れたのが産廃物収集運搬会社の社長さん。会社のコンテナを無料で借りることができたお陰で作業ははかどり、しかもこれが契機になって、さまざまな市民がボランティアとして、古民家再生プロジェクトに関わって来るようになりました。
 「ほんとに毎日、少なくとも10人くらいは来てくれるんです。おやつくらいは出しますけど、全くの無償で、大工仕事も、電気工事、水道、ガス、家づくりに必要なあらゆる作業を、プロ、アマ問わず自主的に来てやって下さる。不思議なことに、みんなとても楽しそうに仕事してるんですよ」と河野さん。
家は「物語」を紡ぐ場所。新築同様、古民家再生にも貴重な物語があって、自分もそこに参加できるのは、誰だって楽しいはず。人の心にある物語は決して消えません。物語のある家に、人は自然に集まってくるのでしょう。
着々と完成に向かう中、5月からは児童ディサービスも始まりました。事業内容についてのお問い合わせは「あっとわん」事務局へ。

「特定非営利活動法人 あっとわん」
春日井市大留町5-29-16
TEL/FAX 0568-51-8339
http://nagoya.cool.ne.jp/atone

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